ジップラインの施設がオープンしたのは、津野町にある長沢の滝公園の『フォレストアドベンチャー・高知』です。
名前の『フォレスト』の通り森の中をワイヤー1本で爽快に滑走できるジップラインなんです。
津野町は2年前から観光の目玉としてアウトドアのレジャー施設を計画、県と町が共同で整備しました。
広さ5万3000平方メートルの山林に6本のジップラインが設けられ、スリル満点のアドベンチャーコースと初心者向けのキャノピーコースが楽しめます。
標高1400mの四国カルストと、大きく成長した樹木の高さを活かした空中散歩は気持ちを高揚させます。

あいにくの雨となったオープン初日のおととい（20日）、落成式には地元住民と県や町の関係者合わせて60人が参加しました。
空を一直線に滑って行く姿に集まった人たちの視線は釘付けに。子供もこの表情です。
最長のもので全長337m・地上からの高さは40mあり、滑り終えた人は爽快な表情を見せていました。

（ジップラインに挑戦した女性）
「操作は心配していたんですけど私でも大丈夫だった。すごく楽しいです」

この日は津野町の池田三男町長もチャレンジし、颯爽と滑走していました。

（津野町・池田町長）
「こういう大自然でおおいに楽しんでもらいたいと思います。スリル満点のジップラインです。ぜひ、みなさん来てください。最高です！」

利用料はアドベンチャーコースが大人4100円、17歳以下の子供は3800円。
初心者向けのキャノピーコースは一律3100円です。
利用には事前の予約が必要で、コースごとに身長・体重の制限がありますので、予約の際にご確認ください。