四万十川をパラグライダー撮影 “天空の旅人”多胡光純さん上映会 空からの映像は「地域の宝」【高知】
2021年3月8日(月) PM12時00分
京都府在住の映像作家・多胡光純さんが3月6日、四万十町で上映会を開きました。
自ら「天空の旅人」と名乗る多胡さんは、20年前からエンジン付きのパラグライダーで国内は北海道や小笠原諸島、海外はカナダや中国など、自然と人の生活を「鳥の目線」で撮影しています。
2020年の夏、約2カ月かけ、四万十川の河口から源流域までを撮影してきました。
海抜1m~2000m空撮映像はドローンが主流となってきていますが、「天空の旅人」は自分の目で見て近づきたいものに近づきます。
かつて橋げたが折れ曲がっていたあの沈下橋は。
(多胡さんの空撮映像)
上映会には地元の人など約50人が参加し、めったに見られない上空からの眺めを楽しんでいました。
上映会に参加した人「ずっと前から上から見てみたかったので、本当によかった。蛇行してるのは分かっていたが、あんなになっているとは」
多胡光純さん「空から取った映像は地域の宝。四万十川への心の距離感が近くなった。ますます付き合っていきたい、記録し続けていきたい空間」
多胡さんは3月13日(土)にも四万十市の四万十川キャンプ場付近で上映会を行う予定です。
多胡さんの撮影した四万十川の映像はYouTube「TAGOchannel」でも公開されています。