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News- 高知のニュース

海洋堂の新施設21日オープン「風景の中のフィギュア探して」巨大ジオラマ制作も大詰め【高知】

昔ながらの茅葺き屋根が並ぶのどかな風景…と思いきや現代的なビルと工場?こちらはタテ2m60センチ ヨコ3m4センチの巨大ジオラマです。

このジオラマが展示されるのが、南国市が総事業費16億円をかけて整備した「海洋堂Space Factoryなんこく」です。1階には国内初の海洋堂の工場が入居し、2階・3階ではものづくりが体験できるほか、作品の展示や販売を行うスペースが入ります。

四万十町影野にある海洋堂の関連会社「奇想天外」の工房では、こちらに展示するジオラマの制作を行っています。ジオラマは「太古」「現代」「未来」の3つのテーマから構成されています。

2つは既に完成していて残る「現代」の制作が大詰め。きょう(2日)はスタッフがパーツ同士を接着したり、磨いたりする作業に追われていました。

制作する男性 
Q いま何を作っている?
「ジオラマの周りを囲む雲」
「前日に塗ったものを磨いてさらに重ね塗り、するための準備」

このジオラマは田舎と都会の風景が融合した想像上の「現代」をイメージしています。

制作する女性(丹治さん)
Q どんな所が大変?
「リアルなどこの町という設定がない状態で風景を作る所と、その中で想像の世界同士を繋げてひとつの形にすること」

ジオラマの周囲に額縁のように雲をつけ、立てて設置することで雲の上から地上を見下ろしているような世界観を表現します。

奇想天外・制作担当 丹治由佳さん
「風景の中に海洋堂のフィギュアが色々置いてあるが、物陰に潜んでたりするので探して楽しむとか雲の間から世界を見下ろす感じを楽しんでもらいたい」

このジオラマは3月21日にオープンする「海洋堂Space Factoryなんこく」の工場見学通路に設置される予定です。

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