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News- 高知のニュース

ヤギ牧場でベビーラッシュ 新たな挑戦とは… 【高知・南国市】

高知県南国市の牧場でヤギがベビーラッシュを迎え、愛らしい姿を見せています。

けさ(24日朝)10時に生まれたばかりのヤギの赤ちゃんです。
川辺 世里奈リポート
「まだ毛並みも濡れています。すごく温かい。心臓の音も聞こえます」

南国市の「川添ヤギ牧場」ではベビーラッシュを迎えています。今月6日からけさまでに120頭ほどが生まれ、牧場は一気ににぎやかになりました。生後1週間も経つとやんちゃざかりです。

ベビーラッシュとあって食事の時間も一苦労。

川添ヤギ牧場・川添 建太郎さん
「哺乳するのって1頭2頭だといいんですけど、今年は350頭くらい生まれるので1頭1頭やってると1日かかる」

そこで川添さんが作ったのが…プランターを改造した特製の哺乳瓶です。

川添さん
「かわいいですね。この時期が一番忙しいけど楽しい時期ですね」

川添さんとヤギの出会いは大学生のとき。作曲家を志して留学したドイツでヤギのミルクを飲み、その美味しさに衝撃を受けたのがきっかけでした。

2011年に牧場を始めて今年で10年。これまでヤギミルクを出荷してきましたが、去年からヤギ肉の生産に乗り出しました。ヤギ肉は高たんぱくで栄養価が高く、疲労回復に効果があるとされています

川添さん
「一番刺身が好き。高知は刺身食べる文化がある。それと同じ感覚でヤギを刺身で食べることが多い」

おすすめの刺身をごま油とショウガでいただきました。

川辺リポート
「舌触りがいい。噛めば噛むほど旨味が出てきます」

ヤギ肉のステーキはシンプルに塩で。

川辺リポート
「柔らかいですね。歯ごたえはしっかりあるけど、焼くことで外はカリっと、中はじわっと肉汁が溢れて美味しいですね」
川添さん
「ありがとうございます」

年間に1000頭分の出荷を目標にしている川添さん。ヤギ肉を「高知発の食文化」にしたいといいます。

川添さん
「高知には美味しい食材があるので、高知の技術も付け加えながら全国に認めてもらえるような食材に仕上げていきたい。頑張って育ててるので、美味しく食べていただきたい」

誰もが“うメェ~”と唸るヤギ肉を目指して。川添さんの挑戦は続きます。

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