四国初の挑戦!大型の食用馬を観光馬車に ”CF”スタート 「由美子」北海道で特訓中【高知】
2020年12月22日(火) PM8時30分
土佐清水市三崎にある馬の養老所「あしずりダディー牧場」
ここでは引退した競走馬など15頭が余生を過ごしています。
宮崎栄美さん
「おりこうやったね。ダノン君」
牧場で代表を務める宮崎栄美さんが今回、新たな挑戦を始めました。
それは食用として育てられてきたブルトン種の「由美子」に
観光馬車をひかせようというもの。
ブルトン種は体重およそ1トン!北海道の「ばんえい競馬」活躍していますが
四国や九州ではなかなか見ることができません。
実現すれば四国で初めてです。
宮崎栄美さん
「観光馬車を走らせることができるさきがけになりたい」
出会いは6年前。由美子は大月町で食用として育てられていました。
宮崎さんは成長を見守っていく中で、次第に愛情が沸き
由美子の命を救いたいと思うようになりました。
そこで出てきたアイデアが「観光馬車」です。
地域のマスコットホースとしてデビューするため
去年12月から北海道の牧場でトレーニングを受けています。
由美子を北海道から土佐清水に運ぶ輸送費と馬車の費用を集めるために
クラウドファンディングがスタートしました。
宮崎栄美さん
「観光馬車を子供たちにのって体験してもらう。
そしてこんな大きな馬がいるんだっていうのを見てもらいたい」
クラウドファンディングの目標金額は390万円。
1月18日までホームページで行っていて、一口3000円から寄付できます。