コロナ収束に願い込め 国宝の薬師堂で祈祷 日本三薬師の一つ大豊町・豊楽寺【高知】
2020年12月22日(火) PM8時00分
724年に創建されたと伝わる大豊町の豊楽寺は、福島県の常福寺、
愛知県の鳳来寺と並び日本三薬師に数えられています。
国宝の薬師堂には、「薬師如来」「阿弥陀如来」「釈迦如来」の坐像が
安置されていて、いずれも国の重要文化財に指定されています。
地元出身者で作る大豊町同郷会のメンバーが、「病気を治す仏」
薬師如来にあやかろうとコロナ収束の祈祷を企画しました。
近年、雨ごいの祈祷は行っていますが、感染症・はやり病の収束を願う祈祷は
記録に残っている明治以降、初めてとみられます。
僧侶
一心祈願医療従事者身体健康
一心祈願医療従事者身体健康
大豊町同郷会 小笠原重雄会長
「小さい時に聞いた太鼓の音が腹の底まで響いて
なんとかコロナも収束するだろうと信じております」
普段は静まり返った山寺にコロナ収束を願う読経が朗々と響いていました。