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News- 高知のニュース

早く逃げる意識を…高知県の新たな防災計画 津波被害の「警戒区域」指定へ 【高知】

高知県は南海トラフ地震の津波で大きな被害を受ける地域を、警戒区域として指定する方針を決めました。

県の計画では津波被害の想定が大きな地域を警戒区域として「イエローゾーン」と「オレンジゾーン」に区分けします。
「イエロー」は津波で住民の生命に危害が生じる恐れがある区域で、学校や病院などに避難計画や訓練の実施が義務付けられます。
より危険性の高い「オレンジ」に指定されると土地の利用や開発に制限がかかります。
指定区域はまだ決まっていませんが来年2月に案が示されます。県の調べでは地震の揺れが収まったら津波からすぐに逃げるという人がここ数年7割程度で高止まりしています。警戒区域の指定で住民に津波から早く逃げる意識を持ってもらうのが狙いです。きょうの検討会では指定された場合イメージ悪化の恐れもあるので、防災への補助が出るなど何らかのメリットが必要といった意見が上がっていました。

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