KSS- 第249回 番組審議会議事録
- 日時
- 2022年2月17日（木）10:30～12:00
- 場所
- ちより街テラス
- 対象番組
- 「チョコレートな人々」※2021年日本民間放送連盟賞 テレビグランプリ受賞作品
2022年1月23日（日）16:00～17:25 制作：東海テレビ
議事概要
- 取材対象者の良さと、華々しく成功したから取材したのではなく、悪戦苦闘している間もずっと追いかけてきた、取材者の発掘力や確かな先見性を感じることができる番組だった。
- 「チョコレートな人々」というタイトルの周りにチョコレートのイラストが入っていて、視聴者の気持ちを引き込むような見せ方で、自分も引き込まれた。
- チョコレートにも甘い、苦いがあり、「温めたら作り直せる」とか、みんなの心の中にすっと入ってくるような言葉遣いや、文字の使い方で、気持ちがほっこりする番組だったと思う。
- 大変刺激を受けた番組だった。重要な役割をしている主人公の奥さんや、チョコレートを薦めたショコラティエなどの話も聞いてみたかった。
- 障がいのある方が外に出にくかった時代から、社会で受け入れようという流れに、少しずつ世の中が変化してきているのがにじみ出ている番組だった。
- 取材をした人は、決して成功例の番組とは思っておらず、主人公が奮闘している姿を伝えたかったのだと思う。5年後10年後にどうなっているかも見てみたい。
- 人気のチョコレート店に大企業が目をつけ大量発注してくるあたり、社会の縮図の表われだと思う。それに対して、作り手の痛烈な批判を感じ取ることができ面白かった。
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