KSS- 第244回 番組審議会議事録
- 日時
- 2021年7月15日(木)10:30~12:00
- 場所
- 高知市文化プラザ「かるぽーと」
- 対象番組
- 第30回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
「古里SDGs~過疎法50年 スキーのまち~」
2021年6月27日(日)26:25~27:20 制作:福井テレビ
議事概要
- 地味ではあるが丁寧な作り方をしている番組だった。過疎地域で、担い手をどう作っていくかという分かりやすいテーマで、一人にスポットを当てたことも、とても良かったと思う。
- 見終わった後にもどかしさが残ったが、現状を受け止め、自分が何をするか時間をかけて考えていくきっかけになるような番組だった。
- 過疎の古里を残そうと奔走している巣守さんに焦点を絞ったことは、素晴らしいと思う。巣守さんみたいな人を育てようということに着目すれば、SDGsとして成立するのではないか。
- バトンタッチできる次の世代が育たないと継続できなくなる。住み続けられる街づくり、持続可能な生活をするには、一人の頑張りだけでは、かなり難しいと感じた。
- 全体的に分かりにくく、2回視聴してやっと理解できた部分もあった。
- SDGsと過疎法を簡単に使い過ぎていると思う。余分な看板をはずし「過疎と戦うスキーのまち」というタイトルの方が、分かり易くすっきりするのではないか。
- 冒頭のスペイン風邪の流行により消滅したという福井県の面谷(おもだに)集落の紹介は、今回の内容とは関係性が薄いように感じられた。
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