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KSS- 第215回 番組審議会議事録

日時
平成30年7月17日(火)10:30~11:45
場所
高知さんさんテレビ 2F 会議室
対象番組
FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
「ふたつの正義~検証・揺さぶられっ子症候群~」
平成30年6月23日(土)25:40~26:35 制作:関西テレビ

議事概要

  • この番組は、制作側が、シロもクロも付けられない立場でありながら、被告側に立ち、番組作りをしていたのではないかと思います。マスコミの力がどこまで介入でき、真実を暴いていけるかという難しさを感じました。
  • 秋田弁護士や笹倉先生、溝口医師らの信念がすばらしく、特に溝口医師に関しては、完全アウェーな立場にいた会議でも発言されている。その責任感に対して尊敬とすばらしい活動をされていると思いました。
  • 非常に重たい番組で、本当に考えさせられることが多くありました。一番印象に残ったのは、罪名への違和感を母親が覚えていたところで、彼女は過失について認めているし、起こったことについて罪があるなら責任も負うという強い姿勢も感じました。
  • 事故と事件の境目、グレーなところを「ふたつの正義」というタイトルを使って両方からアプローチしたっていうことに関して、すごく意義のある番組だったと思いました。
  • なかなか難しい作品です。一番に思ったのは、冤罪。冤罪の疑いを晴らすことの難しさはやはり大変だと思いました。一審の判決を一つの結末にしていて、また控訴して、という流れを見ていると周防監督の「それでもボクはやってない」という映画と作りが似ている、そんな印象がありました。

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