医療機関の給食を食べた人から《カンピロバクター》検出 11人発症で受託業者が3日間の営業停止【高知】
2026年8月13日(木) PM6時06分
病院などに給食提供を行う企業が調理した食事を食べた男女11人が、腹痛や下痢などを訴え、患者の便からカンピロバクターが検出されたことから、保健所は食中毒だと断定し、3日間の営業停止処分を行いました。
8月13日から15日まで3日間の営業停止処分を受けたのは給食受託業務を行う高知市の「四国医療サービス」の「シンセイフード事業部」です。
高知市保健所によりますと8月6日、高知市内の医療機関から高知市保健所へ「施設内において調理、提供された食事を食べた複数の者が体調不良を呈している」と連絡がありました。
7月31日に「シンセイフード事業部」において調理、提供された食事を食べた33人のうち11人が下痢、腹痛などの症状を訴えていることが分かりました。
発症者の便8検体中5検体と調理業務の担当者1人からカンピロバクターが検出されたこと、潜伏期間がカンピロバクターによる食中毒と一致することなどから保健所は、食中毒と断定しました。
カンピロバクターは、鶏肉などに付着する細菌で提供された食事に入っていた鶏肉の照り焼きの加熱が不十分だったことが原因だと考えられます。患者は全員快方に向かっているということです。
県は75度以上で1分以上加熱することや他の食材に細菌が移らないよう調理器具などを熱湯や薬剤で消毒するよう呼びかけています。
県では2026年に入って4件の食中毒が発生し、発症者は30人となっています。









