【今季初】高知市で野鳥から「高病原性鳥インフルエンザ」検出 県内の養鶏場は異常なし
2025年12月11日(木) PM7時09分
県は11日、高知市で死んでいた野鳥から「高病原性鳥インフルエンザウイルス」が検出されたと発表しました。県内での確認は今シーズン初めてです。
県によりますと12月8日、高知市布師田にある民間企業の敷地内で野鳥が死んでいるのを従業員が発見。簡易検査の結果は陰性でしたが10日、国立環境研究所で遺伝子検査をしたところ「高病原性鳥インフルエンザウイルス」の陽性が判明しました。県内では今シーズン初めての確認です。
県が急きょ開いた会議では、担当職員が野鳥が回収された半径3キロ圏内に100羽以上を飼養する養鶏場がないことを報告。県内に51戸ある養鶏場で異常がないことも説明しました。
県鳥獣対策室・小原誠司 室長:
「これからこれ以上の続発がないように監視を続けたい」
県内では2024年と2023年、野鳥の感染を確認。2020年には、宿毛市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し約2万7千羽が殺処分されました。










