10月のプロ野球ドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから6位指名を受けた四国銀行・川田悠慎選手が球団と仮契約を交わしました。

14日、高知市の四国銀行本店に上本達之スカウトら、ライオンズの関係者2人が訪れました。

四国銀行・川田悠慎 選手：
「埼玉西武ライオンズの日本一に貢献できるような選手、そして周りの人を大切にして応援されるようなプロ野球選手を目指したいと思いますので、今後ともよろしくお願いします」

宿毛市出身の川田選手は50メートル5秒7の俊足と高い守備力が武器です。自身もライオンズの選手だったという上本達之スカウトは－

埼玉西武ライオンズ・上本達之 スカウト：
「（自分には）足が全くなかったので逆に足がある選手をうらやましいとも思わなかったんですけど、それでもすごいなと思って」

足を使った尋常ではない守備範囲の広さに驚き上司に推薦したと述べました。このあと、場所を移して球団との仮契約を済ませた川田選手。心境はー

川田悠慎 選手：
「プロで勝負していくビジョンをずっと頭の中で描いているので、満足というよりかはやってやるぞという気持ちが強い」

将来は俊足でならすソフトバンクホークスの周東選手のようなプロ野球選手を目指し、盗塁王を獲得したいと話しました。

川田悠慎 選手：
「本当にプロの世界は甘い世界ではないというのはわかっているので、少ないチャンスを一発でものにできるように準備して挑んでいきたい」

川田選手は11月末球団と本契約を結び、背番号などが決まるということです。