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News- 高知のニュース

『クラフトビール×県産のおつまみ』“味の相性”を“人の味覚”で検証 高知市で試食会開催【高知】

高知のクラフトビールと県産食材の缶詰を組み合わせて自分好みの味を探る試食会が高知市で行われました。

中川哲 記者:「味も特徴も違う10種類のクラフトビールとこちらも10種類の缶詰がならんでいてまるで実験室のような雰囲気です」

試食会を企画したのは香美市でクラフトビール「TOSACO」を製造販売している高知カンパーニュブルワリーです。高知カンパーニュブルワリーはこれまでTOSACOビールの販売促進につなげようと高知県工業技術センターや高知大学に依頼し酸味や苦みといった味の分析を行ってきました。

今回、その分析結果を数値では測れない人の味覚を通して検証しようとカツオや赤牛など高知の特産品を加工した缶詰をつまみに試食会が行われました。初めに、苦みが弱く甘みが強いビールとはちきん地鶏の缶詰。

高知大学農林海洋科学部・島村智子 教授:
「普通においしい。お肉の方が強くてどっちかっていうとビールが負けちゃったかな」

次は、苦みと酸味の強いビールで同じ缶詰を味わってもらいました。

島村教授:
「うん!こっちの方が合うと思います。ビールがすごく強い味がするんですけどそれにこのお肉が負けてなくてすごくおいしい。食材を引き立てる感じというのがビールによって違うってよくわかりました」

高知カンパーニュブルワリー・瀬戸口信弥 社長:
「皆さんの味の感覚というか言語表現というかおいしいにもいろいろな表現の形があるんだなとか人それぞれの反応から感じる部分があっておもしろかった」

高知カンパーニュブルワリーでは今回の検証結果を試食会などのイベントで発表するとしています。

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