カムチャツカM8.7巨大地震で高知県に最大60cmの津波到達 これまで被害なし(31日午後6時時点)
2025年7月31日(木) PM7時34分
30日午前、ロシアのカムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の巨大地震が発生。その影響で高知県内でも、30日から31日朝にかけて繰り返し津波が到達しました。
各地の最大波は以下の通り観測されました。
▼室戸岬 30日午後10時51分 60cm
▼土佐清水 31日午前4時7分 60cm
▼中土佐町久礼港 30日午後5時35分 40cm
▼高知港 30日午後5時・7時過ぎ 20cm
津波注意報を受け、30日は到達予想時刻までに東洋町で避難所が2カ所開設され、園児や住民などあわせて40人が避難しました。
また土佐清水市の漁港では、漁師が津波で船が流されたり転覆しないよう船をつなぎとめていました。
漁師:
「潮が高いき乗り上げたらいかんし。一応いかりをはった」
Q.不安ですか?
「不安やね、北陸・東北の地震があったろ。あの時の津波すごかったけん」
31日午前10時45分に高知県の津波注意報は解除され、県内の避難指示もすべて解除されました。
これまでに県内で津波による被害は報告されていません。