道路陥没事故の再発防止を! 《地下占用物連絡会議》高知でも開催
2025年4月25日(金) PM7時14分

地下に埋まる水道管の老朽化などにより発生する道路陥没事故。埼玉での事故を受けて高知でも再発防止に向けた取り組みがスタートしました。
今年1月に発生した埼玉県八潮市の道路の陥没事故。再発を防止するため発足した組織が「地下占用物連絡会議」です。連絡会議は埼玉県を皮切りに各都道府県に設置されました。
4月25日土佐国道事務所で開かれた高知県の連絡会議には道路や地下埋設物の管理者のほか、県内34市町村の下水道関係者などオンライン参加者も含め、およそ130人が出席しました。
1回目の25日は全国で起きている陥没事故の発生状況や原因を把握した後、今後の調査の進め方などが共有されました。
土佐国道事務所・森山崇事務所長:
「点検の方法でありますとか結果の共有、また道路管理者の路面下空洞調査結果、こうしたものを持ち寄って情報共有を行いまして、事故の未然防止につなげていければと思っております」
次の開催までに各管理者が老朽化の現状など道路に関するデータを出し、陥没の可能性がある場所を絞り出していきたいとしています。