《跳び箱25段!2m70cm!驚異の跳躍》土佐のおきゃく跳び箱大会ドキュメント【高知】
2025年3月12日(水) PM7時50分 <3月13日 AM11時32分 更新>
特集は玉井アナウンサーの体験リポートです。高知市の商店街で3月8日跳び箱の大会が行われました。普通の跳び箱ではありません。優勝者が跳んだのは25段一体どれくらいの高さなのでしょうか?驚異の跳躍をご覧ください。
帯屋町商店街で行われた跳び箱の大会。高知市でスポーツ教室を運営する「スポーツマックス」が土佐のおきゃくに合わせて毎年、開催しています。中学生以上の大人の部には全国から10人が参加。43歳の私も出ました。まずは、16段!
実は私、去年もこの大会に出場していて18段の記録を持っているんです。しかし、今年は17段でハプニングが…。
矢野カメラマン:「玉井さーん」
失敗の原因は踏切板を踏む前のこのジャンプにあります。スピードを落とさず踏切板に向けて利き足で踏み切る。このタイミングが難しいんです。
それでもチャレンジは2回できます。17段 2本目で成功。
そして…自己新記録の19段に挑戦!
玉井新平アナウンサー:
「やったー。自己ベストを更新できる。これは嬉しい年関係ない。気持ち」
18段から脱落者が続々と出てきます。そんな中見事な跳躍を見せる2人の女性が…
高知高校陸上部の1年生・松崎礼華さんと体操経験者で愛媛の中学校講師・井谷清乃さんです。
勝負が決したのは20段2m20cm。まずは、高校生の松崎さん20段成功
会場アナウンス:
「高校生に負けてるわけにはいかないと、思いをはせている井谷清乃」
「20段失敗」
この瞬間16歳の女王が誕生しました。
一方、男性の部では16歳と32歳年の差2倍の対決が…。土佐高校1年・中村貴一朗さんと体操経験者で岡山の大学の助教・坂本康輔さんです。
実況:「10代と30代。若さが勝つか、経験が勝つか見もの」
24段、中村さん1本目の跳躍。わずかに、跳び箱に触れ、失敗です。
続いて、坂本さん24段成功
追い込まれた中村さん、2本目です。
実況:「2本目クリアー」
中村:「よっしゃー」
観客:「初めて見に来た」「この高さを跳んでいる。すごい」
中学生3年生:「学校で跳び箱をやる。それでも8段とか。何倍もあるので本当にすごい」
そして、跳び箱は25段に、高さは2m70cm、一般的な家の天井よりも高くなります。
中村さん、25段失敗。
坂本さん、25段成功。
坂本さんの跳躍は審議に。跳び箱に触れていないか判定は…
「成功」
大人の部は坂本さんが優勝しました。
準優勝した中村さんが跳び箱の大会に初めて出たのは5歳のときでした。それ以降、年齢別の新記録を次々と打ち立ててきました。
中村貴一朗さん:
「優勝できなかったのは本当に悔しいけど、何より跳んでるときが一番楽しくて、跳べた時の達成感が大きい。それが続ける理由。将来的に30段を跳んで日本一になることが夢。目標を達成する喜びを知ってほしい」
それが、この大会の大きな目的です。
小学3年・記録15段 兵庫・丹愛紗さん:
「初めて15段跳べたからめっちゃ嬉しかった。泣いてないけど心の中では泣きそうだった」
小学1年・記録13段 高知・和田優妃嘉さん:
「13段跳べたから次は14段目指す」
小学3年・記録14段 高知・玉井晴人さん:
「跳べなかったから悔しかったけど、新記録を出せたときの達成感がある。それが面白さとして、やり続けたい」
失敗する悔しさ、達成する喜びをバネにさらなる飛躍を誓います。