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News- 高知のニュース

「痛み、苦しさ少しでも楽に」2025年2月稼働予定の新病棟に《花のアート》【高知大学医学部附属病院】

高知大学医学部附属病院の新しい病棟にアート作品が設置されました。患者がリラックスできる瞬間をつくりたい。コンセプトは「花の和」です。

川村和久アナウンサー:
「来年2月に完成する新病棟。入ってくると色鮮やかな花のアートが出迎えてくれます」

ピンクや青の鮮やかな色合いが訪れる人の目を引きます。直径15センチほどの「花のアート」が壁一面に張られています。

この病院の小児科に入院する子どもや、その家族、病院関係者などおよそ330人が協力して作りました。

好きな色で染めた和紙を花の形に切ったものを使っていて、ひとつひとつ色や形が異なる花が集まることで個性的な大輪の花を咲かせています。

コンセプトは「花の和」。県内で活動するイラストレーター小笠原まきさんが指導にあたりました。

イラストレーター・小笠原まきさん:
「みんなの花が咲いていくように和になって広がっていったらと思っています。これからも素晴らしい医療の世界に皆さんで花を咲かせてください」

24日は花崎和弘病院長も訪れ自らが作った花を壁いっぱいの大輪に加えていました。

高知大学医学部附属病院・花崎和弘病院長:
「(患者の)気持ちが落ち込んだ時とか辛い時も沢山あると思うんです。その時にこの絵を見て、このアートを見て、少しでも痛み、あるいは苦しさが少しでも楽になったり、軽減されたらすごくうれしく思います」

この8階建ての新病棟は2025年2月に稼働予定で、「花のアート」は各フロアの壁で患者に「癒やし」を与え続けます。

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