「めちゃくちゃ嬉しい」伝統的酒造りが《無形文化遺産》に 高知の酒蔵も大喜び「需要を伸ばしたい」
2024年12月5日(木) PM7時08分 <PM8時05分 更新>
日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。高知県酒造組合はこれを機に需要を伸ばしたいとしています。
ユネスコの政府間委員会は、日本時間の5日午前4時前、日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に正式に登録することを決めました。
「伝統的酒造り」は杜氏や蔵人などが「こうじ菌」を用い、日本各地の気候風土に合わせた伝統的な酒造りの技術で、日本酒や焼酎、泡盛などの製造に受け継がれてきました。日本の無形文化遺産としては23件目の登録になります。
県内の酒蔵でも喜びの声が上がっています。
高知県酒造組合 竹村昭彦理事長:
「それは、めちゃくちゃ嬉しかったですね。やっと決まったか」
「海外では評価されるが意外と国内に反響が少ない。(2013年の)和食の時もそうだったので、これを機に国内需要にいかに結び付けるかを考えたいと思う」
こう話す一方で、来年(2025年)の大阪・関西万博のインバウンド向けの需要や輸出の伸びにも期待を込めていました。










