「先輩教師に悩み相談、年収は?」教員目指す高知大生にベテラン教師がアドバイス《初の懇談会》
2024年12月4日(水) PM7時27分
小学校教師の採用試験合格者のうち7割以上が辞退している県内。教師を目指す学生の悩みを解決しようとこんな取り組みが始まっています。
12月4日、高知大学で9月に教育実習を終えた3年生を対象にした懇談会が初めて開催されました。教師になる上での様々な悩みに答える目的です。現在は県教委に勤めるベテラン教師が自身の経験を交えアドバイスをしていました。
教育実習で小学4年生のクラスを担当した学生はこんな経験をしました。
教育学部3年生:
「ぎゃあああってなっている時にどこから注意すればいいか分からないし、声の掛け方も分からないみたいになってて、ひとりでもし担任するってなったらどうやってやろうっていう」
県教委職員(教師):
「元気なクラス持って大変なことも確かにいっぱいあるけど、先生の一生懸命さは伝わるし、そうやって頑張ってたら周りの先生も必ず助けてくれる、ひとりで悩まず進めていくことがとても大事なことかなと思います」
学生が気になる年収についてもー
県教委職員(教師):「いくらぐらいだと思います?」
学生:「47歳700万」
職員(教師):「それが多いのか少ないのか」
学生:「650」
職員(教師)「大体700ぐらい。すごいね。高知県でいうと収入は少し高い」
教育学部3年生:
「一番不安だったのは子どもや保護者との関係について、すごく元から不安に思っている面があったんですけど、信頼関係がとても大事ということを教えていただいて、もし教師になることができたらすぐに実践しようかなと思いました」
この懇談会は12月18日にも行われます。










