見る人を惑わせる《フェイクニュース》はなぜ生まれるの?中高生が学ぶ“ネットのウソ”【高知】
2024年11月8日(金) PM7時00分
ネット上にあふれるうその情報「フェイクニュース」を学ぶ特別授業が高知市の学校で行われ、生徒たちは見る人を惑わせる巧みなうそについて学びました。
生徒:
「プールでふんどしをはいてはいけない。こういう絶対ないやろと思わせてありそうっていうのを作ったらいいんじゃない?」
「プールでふんどしをはいてはいけない」という校則をインターネットで検索して発見した生徒たち。しかしこの変な校則が実際に存在するのかは不明です。
高知市の土佐塾中学・高校で行われたこの特別授業は、生徒たちがフェイクニュースを作る側の視点に立つことで、どのようにしてネットにうその情報が生まれるのかを学ぶものです。
講師は情報との向き合い方について講演したりネットで発信したりしている安藤未希さんです。8日は特別授業の2日目で生徒たちは「ほんとのようなうそ」と「うそのようなほんと」のネット上の投稿を実際に作り、互いに発表しあいました。
こちらは白いキリンが目撃されたという内容の投稿。
安藤さん:
「うそだと思う人」
生徒:
「これ、うそでしょー」
うそだと思う人が多いなか正解はー
「これは本当です」
中学1年生:
「楽しむために遊びのフェイクニュースとかもいっぱいあるから、ちゃんと真実とフェイクニュースとをしっかり見極めていきたいです」
インフォハント・安藤 未希 代表取締役社長:
「今回(フェイクニュースを)作ることで、どのようにうそが作られるのかということを学んだと思います」