「心のバリアフリーのレベルがちょっとずつ上がっていけばうれしい」カヌー小松沙季選手ら壮行会【高知】
2024年8月5日(月) PM8時06分 <PM8時55分 更新>

8月28日開幕の「パリパラリンピック」に出場する高知県出身選手の壮行会が高知市で開かれました。
パリパラリンピックに出場するのはいずれも県出身で車いすラグビーのキャプテン池透暢選手(44)、カヌーの小松沙季選手(29)、陸上・円盤投げの鬼谷慶子選手(29)、バドミントンの藤原大輔選手(30)の4人です。
4日夜の壮行会では浜田知事やパラスポーツの関係者ら85人が選手を激励しました。
浜田知事祝辞:
「選手の皆さん、大会では、周囲の皆さん、県民の皆さんの期待を力に変えて、悔いのない戦いを展開されるように期待しております」
高知市出身の池選手は現在も高知を拠点に活動中。キャプテンとしてリオと東京の2大会連続の銅メダル獲得に貢献し、パリでは金メダルの期待がかかっています。
池透暢選手決意表明:
「金メダルを持って帰ってきて、高知がさらに元気になるというか、パラリンピックをもっと応援したいなと思っていけるように毎日熱い戦いをやりますので、ぜひみなさん応援よろしくお願いします」
四万十市出身で高知を拠点に活動する小松選手には競技を通じて叶えたい夢があります。
カヌー・小松沙季選手:
「パラリンピックを見るきっかけとか、こういう機会に、県民の皆さんの人に優しくする心ー。心のバリアフリーのレベルがちょっとずつ上がっていけばうれしい」
リモートで出席した鬼谷選手は高知市出身。大学生の時に大病を患いその後、障害の特性にあった円盤投げに出会いました。
陸上・円盤投げの鬼谷慶子選手:
「応援してくださってる方々が少しでも明るい気持ちになってくださったり。そういうプレーができたらなと思っていますのでどうぞ応援よろしくお願いいたします」
東京パラリンピックのバドミントン混合ダブルスで銅メダルに輝いた藤原選手。今回はシングルスに出場します。自分の夢と多くの人の期待を胸に4人の選手は大舞台に挑みます。










