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News- 高知のニュース

高知県の空き家率《ワースト1位脱却》12.9%で全国2位に 南海トラフ地震対策の成果も

高知県の空き家率、全国ワースト1位を脱却です。去年(2023年)の調査で全国2位となったことが分かりました。

総務省の調査によりますと、去年の高知県の賃貸・売却用、別荘などを除いた「使用目的のない空き家率」は12.9%で、鹿児島県(13.6%)に次いで全国2位となりました。前回2018年の調査では全国1位でしたが、今回ワーストを脱しました。

空き家の数は5万100戸で、前回の調査から変わらず横ばいとなっています。使用目的のない空き家の増加が抑えられた形です。

高知県によりますと、南海トラフ地震対策として老朽化した住宅を積極的に除去してきたことや、住宅課に空き家対策チームを設置するなど、これまでの取り組みの成果が表れていると分析しています。

県は、空き家率が高止まりしていることや、全国的に空き家の増加傾向が続いていることを受け、今後も空き家対策の取り組みを強化していく方針です。