理想は《半世紀前の姿へ》吉野川を守るために…官民協働で「川づくりパートナーズ協定」
2024年4月15日(月) PM7時50分
美しい吉野川を官民協働で守っていきます。
高知県と吉野川流域の自治体が東京の大手エネルギー商社と協定を結びました。
県が進めている「協働の川づくりパートナーズ協定」。東京の大手エネルギー商社「三愛オブリ」と吉野川流域の4町村などが協定を結び、15日県庁で浜田知事らが協定書に署名しました。
今後、三愛オブリから吉野川の保全活動を行うれいほく地域の連絡協議会に総額1000万円が寄付され、アマゴの放流など吉野川を守る活動に役立てられます。
三愛オブリ 隼田洋社長:
「(吉野川は)今でもすでにきれいな清流だが、これを汚さないようにしっかりと保全する活動が大事」
れいほく地域集落活動センター連絡協議会 吉川定雄会長:
「理想は半世紀前の川に戻したい。これはあくまで夢。そういうことができればもっと素晴らしい川になっていくだろうと」
三愛オブリは県の「協働の森づくり事業」にも参加していて、森林整備のサポートのほか社員による間伐体験や地域との交流などを続けています。