高知の子供に《パンどろぼう》を!「本をめくる喜びを知ってほしい」元・県教育長らCF
2024年2月26日(月) AM10時10分
読み聞かせを通じて子供たちに読書に親しんでもらうおうと、元・県教育長の大崎博澄さんや県内の書店などでつくる『高知のこどもたちへ本を届ける会』が読み聞かせ用の大きな絵本を高知市内の小学校へ贈るプロジェクトを立ち上げました。
贈るのは高知市在住の絵本作家、柴田ケイコさんが描いた『パンどろぼう』の読み聞かせ用の本(4月発売予定)。
大崎さんは「子供たちが気軽に空いた時間に図書室へ行って、本をめくってみるという喜びを知ったら、将来の人生が変わるだろうと思う。そういう子供たちを育てたい」と話しています。
読み聞かせ用の大きな絵本は1冊1万円以上もするため、予算の限られた小学校の図書室ではそろえるのが難しいと言います。
メンバーは3月中旬から約1か月の間、県内に特化したクラウドファンディングサイト『EINEE高知』で購入資金を募ります。
寄贈はまず、高知市内の小学校43校を目標に行われるということです。
『パンどろぼう』は表情豊かなキャラクターやストーリーが人気で、シリーズ累計270万部以上を売り上げています。
『高知のこどもたちへ本を届ける会』は「子供たちが読書に親しむのはもちろん、柴田さんのように高知で活動しながら成功を収める人がいることを知ってほしい」としています。