「DNAって出てきた瞬間はまじか…って」青島広志さん作曲《高知国際中高校歌》披露
2024年2月16日(金) PM6時20分
高知西と高知南を統合してできた中高一貫校、高知国際中学高校の新しい校歌が2月16日初披露されました。作詞・作曲したのは青島広志さんです。
校歌(青島さんピアノ)
♪進路は南に 行き先はどこ?
風にまかせて船出しよう
ユーラシア アフリカ
オセアニア 南極もいいな
お披露目された高知国際中高の新しい校歌「わたしの行く手は」。作詞・作曲を担当したのはテレビなどでも活躍する作曲家・青島広志さんです。学校が知り合いを通じて青島さんに作曲を依頼しました。
高知国際中学は2018年、国際高校は2021年に高知西と高知南を統合し開校しましたが、新しい校歌がなく、これまで西高校の校歌を歌っていました。
16日青島さんの伴奏でテノール歌手の小野つとむさんが歌を披露しました。青島さんが高知県内の学校の校歌をつくったのは初めてです。それではおききください。ポイントは「高知」という言葉の使い方です。
校歌(青島さんピアノ)
♪進路を戻そう 生まれた町へ
なつかしい人が待っている
城壁や街並み 偉人たち
忘れちゃいけない
昔の人の知恵と力が
私たちに呼びかける 愛情と
優しさだけは 忘れちゃいけない
記憶の中の DNA
私は 歴史のコーチになる
高知国際中学 高校
私の行く手は 無限大
「高知」と「コーチ」をかけてるんですね。
高知国際高校3年
「カタカナが出てくるだけで面白いんですけど、DNAって出てきた瞬間はまじか…ってなりました。今までの校歌と違って、歌いよって楽しいなって思う校歌でした」
高知国際高校3年
「3月の卒業式で歌うんですけど、それがすごく楽しみです」
高知国際中学3年
「堅苦しい重い印象じゃなくて普通の歌みたいな感じで、全員が楽しみながら歌える校歌という形で引き継いでいけたら」
作曲家・青島広志さん
「校歌っていうものが『おお、わが母校』なんとかっていうのが多いんですけど、そういうものでもないということを知ってほしかった。この歌詞っていうのは万華鏡のようなもので、ものすごくいろんなところに視点が動くわけですよね。1番2番3番と動くし、とんでもない言葉が次々出てくるし、そういうものを面白がるような毎日になってほしいというふうに思っています」
3月下旬には青島さんによる「吹奏楽バージョン」ができあがる予定です。