【高知】桑名市長のアバター登場 仮想空間「メタバース」で高知の魅力を発信へ
2024年2月7日(水) PM6時35分
高知市がインターネット上の仮想空間「メタバース」で魅力を発信しようとフィリピンの企業と協定を結びました。
桑名市長の分身も登場です。メタバースとはインターネット上に作られた3次元の仮想空間です。自分の分身となる「アバター」を使ってほかの利用者と交流することができます。
2月7日高知市はこの最先端のデジタル技術を活用して地方創生を進めようとフィリピンでメタバース運営やゲーム開発を行っている「START LANDS Inc.」と包括連携協定を結びました。
「START LANDS Inc.」はメタバースのコミュニティ「START LAND」を運営していて世界でおよそ2万人が利用しています。
日本の自治体とこうした協定を結ぶのは高知市が初めてです。この日は高知市役所とメタバース空間で同時に協定の締結式が行われ、メタバースの会場では桑名市長と「START LANDS Inc.」のCEOが「アバター」になって出席しました。
協定によりますと今後、「START LAND」の中で高知をイメージしたエリアを展開。県内企業の店を作り特産品を販売するほか、バーチャル観光ができるよう高知の観光地を再現するということです。また、ふるさと納税へつながる窓口を設置したり移住相談サイトとも連携する予定です。
START LANDコミュニティ 太田秀俊代表:
「このメタバースをコミュニティ全体で体験して楽しみながら、ツイッターであったりとか他のSNSを通して、この高知の活動を全力で発信していきます」
「それに伴いましてバーチャルから高知に実際に来ていただく方を我々としても増やしていきたいなと」
桑名高知市長:
「他の市町村のみなさん方にも活用していただいたり、民間の企業のみなさんにも活用していただいて、オール高知で高知県を盛り上げていきたいというふうに考えております」
「若い層もそうでございますし、世界に発信するものでございますので、世界から高知を見てもらういい機会になるのではと考えております」
ちなみに桑名市長、ご自身のアバターを見ていかがでしたか?
桑名高知市長:
「似てましたね、はい」Q、大満足?「そうですね」
メタバース「START LAND」高知エリアの本格運用が始まるのは今年夏ごろの予定です。