山口出身 上本周之介 選手（22）
「遂に始まるな、という気持ちですね」
兵庫出身 富田綱希 投手（22）
「新鮮な地で自分自身スタートできるということで、新しい気持ちになってます」　　
1月22日午前9時。高知FDの新人選手が高知県佐川町に転入届を提出しました。住むのは佐川駅の南にある寮。先輩や監督と合わせて26人で共同生活です。

こちらの部屋で暮らすのは新人2人、兵庫出身の岡本啓選手と北海道出身の杉木優斗選手です。
北海道出身 杉木優斗 選手（22）
「毎日飲むものなんで近くに置いておこうみたいな感じで」
大量のプロテインや栄養学の本など体作りの必需品が並んでいますが…
兵庫出身 岡本啓 選手（22）
「スキンケアだけは欠かさないようにしてます」
今どきの男子ならではのアイテムも。

午後は越知町のグラウンドで歓迎セレモニーが開かれたあと、初めての自主トレーニングに臨みました。

2024年の新人は20歳から26歳までの15人です。最年少は高知市出身の小松京祐選手。最年長の佐々木斗夢選手は野手コーチも兼任です。北海道出身の元・甲子園球児で栃木の独立リーグで4年間主力選手として活躍。新たな挑戦の場として高知を選びました。

和歌山出身の落合秀市投手は高校時代にセ・パ両リーグ12球団のスカウトが注目した最速150キロの右腕。関西の独立リーグを経て高知にやってきました。
和歌山出身 落合秀市 投手（22）
「心機一転、野球だけに集中してNPBに行けるように全力で頑張るって心に決めてやりきります」

11年ぶりの再登板となった定岡監督も新人たちに期待しています。
定岡智秋 監督
「いい成績残してほしいですね。自分の持ち味、いいところをどんどん出して、優勝とNPBに入るためにここに来てるんだから、それを僕らが手伝いたいと思います」

高知FDは2月1日に越知町でキャンプイン。2月24日に行う徳島インディゴソックスとの交流戦の始球式には元メジャーリーガーの川崎宗則さんが登板します。