「いい初笑いになりました!」香南市・赤岡町の弁天座で新年恒例《土佐のお笑い話芸の会》【高知】
2024年1月8日(月) PM6時00分
民謡「コラめでたい、めでたい。商売繁盛、ご家内繁盛、皆様おまめで金もうけ、どっさり」
香南市赤岡町の弁天座で行われたのは、県内在住のアマチュア落語家が毎年開いている「土佐のお笑い話芸の会」です。コロナ禍で中断していましたが去年、3年ぶりに再開し、今年で6回目です。席を埋め尽くす観客を前に、出演者7人が落語や民謡などを披露しました。
このうち悠遊亭のん気さんが披露したのは、度を越した節約が笑いを誘う古典落語「始末の極意」です。
「ちょうど隣が鰻屋や」「食べました?」「食べるかいな。うなぎの匂い、お醤油の甘い香ばしい匂い、あれがこう来ただけで、おまんまが何杯でも食べれんがな。そしたらな、月末にウナギ屋から請求書がきよった。手出せえゆうて。ガチャガチャガチャと取ろうとしたから、ぱっと引っ込めてん」「何でですの?」「そりゃそうやないかい!向こうがウナギの嗅ぎ賃や!こっちは小銭の音だけでええやろ!」
高知市から「いい初笑いになりました。華やかな踊りもありの、和やかな落語もありので、うんと楽しいです」
香美市から「すごく楽しいです。子供も一緒にウケてました」
香美市から「今年はね(正月から)色んな辛いこともね、色んなところであったんやけど、自分らも元気もらって」
アマチュア落語家・悠遊亭のん気「皆さまには日常をちょっと離れてね、ここの2時間ぐらいはほんと忘れて、大いに笑ってもらって、お家に帰ってもらって1年間過ごしてもらえるっちゅうのがね、一番私らのアマチュアながら願いというか、そういう思いでさせてもらってます」
会場は笑いに包まれていました。










