【高知】マイナンバーカードのミス《新たに58件》 知事「再発防止策を徹底し信頼回復を」
2023年12月5日(火) PM7時05分
マイナカードを巡っては、全国で保険証や障害者手帳などとのひも付けミスが相次いだことを受け、国は都道府県に総点検を要請。高知県ではこれまでに「身体障害者手帳」とのひも付けで114件のミスが発覚していました。
高知県は12月5日の会議で、点検を11月末までに終え、新たに58件の誤りが見つかったと発表。このうち国から点検を求められていた「身体障害者手帳」で6件、「精神障害者保健福祉手帳」で7件の誤りがありました。
このほか高知県が独自に点検した自立支援医療費や難病医療費の助成金の支給などで、カードとのひも付けミス45件が明らかになりました。
58件のうち30件は「マイナポータル」で別人の情報が表示されるなどのミスでしたが、12月5日までに閲覧履歴はなく、個人情報の流出は確認されていないということです。
浜田知事
「県民・国民のマイナンバー制度に対する信頼回復を図っていきたい。再発防止策を徹底をして、今後過ちがないようにしたい」
高知県は12月1日に該当者に連絡をしていて、情報の修正を進めています。担当者が1人で情報を入力していたことなどがミスの原因で、今後は複数人での確認を徹底するとしています。
