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News- 高知のニュース

《高知の若きバレエダンサー》プロとコラボの《夢舞台》豊永太優さん「最高です!」【高知】

切れのある激しい踊りを披露するのは、高知の若きバレエダンサー。小学生から高校生まで総勢56人です。

11月23日高知市の高知県民文化ホールは満席となりました。この日行われたのは、国内の第一線で活躍するプロのバレエダンサーと高知県内の子どもたちが一緒に舞台を作る高知初のバレエ公演です。

企画したのは、高知市出身のバレエダンサー・豊永太優さんです。5歳から15歳まで高知でバレエのレッスンを受け、現在関西を中心に全国で活動している豊永さん。故郷・高知でバレエに励む子どもたちに自分の経験を伝え、プロとつくる舞台の素晴らしさを分かち合いたいと2023年5月から毎月子どもたちを指導してきました。

公演では、豊永さんの姉で発達障害のあるピアニスト桃子さんも出演。今回、子どもたちのコンテンポラリーダンスに振付をした、ダンサー・磯見源さんと共演し、ステージを盛り上げました。

そして公演の一番の見せ場が豊永さんが振付をしたプログラム。豊永さんの指導を受けてきた若きダンサーたちが、プロのバレエダンサーと一緒に踊る夢の舞台です。

5月から練習を重ね、時には涙し、悩みながら踊りや表現を磨いてきた子どもたち。晴れの舞台で堂々と踊ります。

谷口雨記さん(高3)
「プロの素晴らしいダンサーの方たちをこんなに間近で見たことが無かったので、すごく感動しましたし、私も将来は日本で活躍できるダンサーになりたいと思っているので、こういった機会をいただけて、すごくうれしかったです」

ほとんどが女子の高知のダンサーの中に男子の姿もありました。2023年、バレエの世界大会・日本予選で1位を獲得した福間悠陽さんは、プロとの共演についてー。

福間悠陽さん(中2)
「(プ色ダンサーは)輝きが違うというか、そんな風になりたいと憧れを持ちました。こんな踊りをいつかプロになって大きい劇場で踊りたいって、すごく思いました」

バレエダンサー 豊永太優さん
Q:子どもたちの踊りは?
「最高です!とんでもない成長で、後半のリハーサルは僕ずっと泣きそうで。本当に自分の宝物になりました、この子どもたち。プロになる子もいるでしょうし、そうでない子もいると思う、でも何か苦しい時、逃げそうな事があった時、この舞台で闘ったことを思い出してくれるとうれしい」

豊永さんたちと高知の子どもたちがつくり上げた夢の舞台。世界で踊る日を夢見て未来のバレエダンサー達の挑戦の日々が続きます。

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