コンセプトは《大人の隠れ家》芸西村『ナミテラス芸西』建設用3Dプリンターで造ったサウナ施設も【高知】
2023年11月14日(火) PM7時15分
太平洋を望む高台に建てられたコンテナハウスにヨット。高知県芸西村西分に新しくできた宿泊施設『ナミテラス芸西』です。高知市の和建設と香南市の石川共栄不動産が設立した合同会社・芸西プロジェクトが、地域活性化を目指して建設したもので、この日はテープカットを行い建物の完成を祝いました。
川田卓史カメラマン
「ナミテラス芸西のコンセプトは、大人の隠れ家」
広さは約2300平方メートルで2022年3月に工事がスタート。総工費は約2億5千万円で、そのうち1億円は芸西村がクラウドファンディングで募った補助金を活用しました。
客室は4棟あります。ヨットの中を改装した客室のほか、小高い丘に建つ“はなれ”にはウッドデッキのジャグジーもあり、開放的な空間でリゾート気分が楽しめます。
また外壁を最新技術の建設用3Dプリンターで造ったサウナ施設は、国内初です。中は「洞窟」をイメージ。ガラスの壁で囲われていて照明が雰囲気を醸し出しています。サウナに入った後、太平洋を眺めながら外気浴もできます。
和建設 中澤陽一社長
「楽しい何か、なかったものをつくりたいなというのが始まったんで、大人の隠れ家というのがあってもいいかなという事でつくっています。これから皆さんがどんなふうに使っていかれるのか、それをむしろ我々教えてもらいながら、もっともっと色んな使い方を広げていきたい」
コンテナハウスは2人から4人が宿泊可能で、宿泊料金は1泊1棟3万5千円から。“はなれ”は4人から6人泊まることができ1泊6万円からとなっています。ナミテラス芸西は11月下旬のオープンを目指して準備を進めています。