「こうち脱炭素まんが大賞」受賞作品発表【高知】
2023年10月3日(火) PM6時30分
脱炭素社会の実現に向けて一人一人ができることを題材にしたまんが作品展の受賞作品が決まりました。
県が募集した「こうち脱炭素まんが大賞」で大賞を受賞した作品です。
汗を流しながら教室にやってきたのは1頭のシロクマ。
驚く生徒たちに向かってシロクマはー
「家が溶けました」「地球温暖化の影響です」
「自分たちに何かできることはないか」と考える生徒たち。
シロクマはひとこと。
「マイバッグを使ってください」
とまどう生徒たちにシロクマはCO2を減らすために自分にできることから始めることが大事なんだと訴えます。
シロクマが教室にやってくるという設定の面白さや、身近なことから始めようというメッセージがわかりやすいことなどが評価され、大賞に輝きました。
高知県は温室効果ガス排出量の実質ゼロを2050年までに実現するため様々な取り組みを進めていて、「脱炭素まんが大賞」もその一環です。
こちらは優秀賞を受賞した作品。
おしゃれでかわいい服を着ている女の子。
服に空いた穴をワッペンでかくして個性的な着こなしにしているのです。
1着の服が作られるのに排出される二酸化炭素の量はおよそ25.5キログラム。
服を大切にして長く使うことで温室効果ガスの排出量を抑えられることを表現しています。
審査委員長を務めた漫画家の村岡マサヒロさんは「受賞作品を見てもらうことで、身近なことから脱炭素に取り組もうという前向きな行動につながってほしい」と話しています。
脱炭素まんが大賞の受賞作品は県庁・環境計画推進課のホームページから見ることができます。