須崎市で初の「メジカ新子釣り体験ツアー」果たして釣果は…小学2年から60代まで11人参加 【高知】
2023年9月18日(月) PM5時00分
メジカの新子釣り体験には小学2年生から60代までの6組11人が参加しました。このツアーはほとんど手ぶらで参加が可能。参加者が用意するのはクーラーボックスだけで釣り具やエサの準備は要りません。船に乗って沖合およそ5キロまで、いざ出発です。
メジカの新子とはソウダガツオの幼魚のこと。須崎市は毎年この時期に「新子まつり」を開いていましたが、コロナ禍や運営スタッフの高齢化によりイベントの継続は困難に。そこで須崎市観光協会は地元の食文化を継承するため、今年初めて海釣りのツアーを企画しました。
釣り場では真剣な眼差しで釣り糸を垂らしますが…なかなかヒットしません。
一方、こちらは釣竿が強く引っ張られています。もしや!(釣れるが…)残念ながらお目当ての新子ではありませんでした。結局、きょうは新子は1匹も釣れませんでした。
高知市から「新子は釣りたかったんですけど、まったく新子が見えなくて。普段見えるらしいんですけど…」
でも安心してください。近くのレストランでは、けさ地元の漁師が釣った新子をさばいていました。ピッチピチの新子の定食です。
いの町から「もう最高ですよ。これを待ちのぞんじょった」
高知市から「やわらかくてちょっとしっかりしておいしいです」
ブシュカンの果汁をたっぷり絞って醤油をかけ、新子が浸かるくらいにするのがおすすめの食べ方です。
田村優介アナウンサー「おいしいです。新子の歯ごたえ。ブシュカンとお醤油のこのさわやかな酸味、これがまた新子と合うんですよね」
須崎市観光協会・山崎 雅進さん「ちょっぴり残念な所があったんですけど、船から見える須崎の景色なども十分堪能いただき、新子は釣れなかったんですけど、たくさんの魚が釣れましたので、楽しんでいただけたんじゃないかなというふうに思ってます」
須崎市観光協会は来年以降もこのツアーを継続し、出港する船を増やしていきたいとしています。