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News- 高知のニュース

『バカの壁』養老孟司さん、高校生に「人目を気にせず好きなことを」ミッションスクール仕込み『英語』について持論も披露【高知】

「バカの壁」などの著書で知られる養老孟司さんが高知の高校生たちに「人目を気にせず好きなことをして」とエールを送りました。

8月30日、高知県教育委員会がグローバル教育の推進につなげたいと企画した講演会には県内の高校生およそ660人が参加。東京大学名誉教授で解剖学者の養老孟司さんと、日本総合研究所の主席研究員で海外119ヵ国を訪問した藻谷浩介さんの対談に耳を傾けました。

虫が好きで小学校4年生の時から昆虫採集や標本作りに熱中していたしていたという養老さん。今も、虫を探しに海外にまで行くという話をしながら、将来を模索する高校生達に「嫌いなことやってもつまんないから好きなことやった方がいい。人生一回しかないから。人がどう思うかってこと気にすることない。いないも同然です、人は」と語りかけました。

対談の後、高校生4人が登壇し進路について意見交換しました。

高知国際高校2年・黒岩千愛さん:
高知県はすごいいい所だと思うんですけど外に出ていろんなことを知りたいと思ってて

藻谷浩介さん:
自分の所ってこういう所なんだよって、違いを知るためにぜひ海外に行っていろんな所を見てもらって。自分の所ってこういう所なんだってよそを見て初めてわかるんで。それが本当の国際人

グローバルに活躍する”国際人”の強みとなる英語力について、ミッションスクールで英語を叩きこまれたという養老さんは。

養老孟司さん:
やりたかったら本気で勉強した方がいい。ちょろっとしゃべれるようになろうとかいうんじゃなくて。本気でやれば相当深いところまでにいけるはずで、それは必ず将来役に立つ

養老さんたちのメッセージに登壇した高校生たちは。

小津高校1年・山﨑結太さん:
高校生って(将来の)仕事とか悩んだりする時期だと思うけど、好きなことを突き詰めていくっていうのは自分の生き方の参考になると思いました

山田高校1年・朝倉翠さん:
私も一度外に出て周りを知ってから高知に戻ってきて高知で輝くことで高知自体にも目を向けてもらえるような存在になりたい

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