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News- 高知のニュース

芸術の秋!不思議な絵画を楽しもう!NY発“飛び出す3Dアート”「見るだけで楽しく元気になる」【高知】

川辺 世里奈アナウンサー
「こちらの絵、ポップでかわいらしいですよね。近くでよく見ると自由の女神の服の裾の部分が飛び出して、立体的に表現されています」

高知市の高知大丸4階できょう6日始まった企画展では、ニューヨークの街並みや人気キャラクターの世界観を描いたアート作品約50点が展示・販売されています。

作者はニューヨーク在住で3Dアートの第一人者チャールズ・ファジーノさん・67歳。子供の頃に見た飛び出す絵本に感動し30年以上、立体アートを制作しています。ファジーノさんの作品で多いのが都市の景観です。華やかなブロードウェイでは「オペラ座の怪人」や「アラジン」などの人気舞台が上演されている様子。街のきらびやかさは、ラメやスワロフスキーで表現されています。

東京オリンピックの開催決定を記念して日本を描いた作品には、東京タワーや力士、富士山などが描かれています。

立体的なアートはどのように作られているのでしょう?
川辺 世里奈アナウンサー
「この絵の秘密は、横から見ると分かります。同じ絵が何枚も重なっているのです」

版画で同じ絵を刷ってパーツを切り取り、3枚ほど重ねて立体感を出しているそう。著名人のファンも多くポール・マッカートニーや松井秀喜さんなどもコレクションしています。一方、ポップなタッチは子供たちにも大人気。歯の治療へ行くときの恐怖をなくしたいと歯医者をモチーフにした作品が多いのも特徴です。

さらに、今年日本が優勝したWBCのボールにもアートが!大谷翔平選手のサイン入りで値段は55万円です。

ハイスピリッツアンドユウ 隋 さん
「明るい作品で、見るだけで楽しく元気になる。作品を見てファジーノさんの考え方、楽しさを分かってもらえたら」

企画展は、9月12日まで高知大丸4階で開かれています。

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