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News- 高知のニュース

愛嬌たっぷり!ガソリンスタンドの看板タヌキ“ポンタ”ドライバーや地元民に癒し【高知】

名前は「ポンタ」愛嬌たっぷりです。高知県四万十市のガソリンスタンドで看板犬ならぬ「看板タヌキ」がドライバーや道行く人の心を癒しています。

野並昭仁さん
「毛づくろいが好きでね。こうやったら喜ぶがやけん」
「気持ちよさそうだねえ。そのまま眠るときもある」
愛くるしい表情を見せるオスのタヌキ名前は「ポンタ」です。飼い主は高知県四万十市でガソリンスタンドを営む野並昭仁さん。ポンタとの出会いは8年前にさかのぼります。

野並昭仁さん
「ちょうど前の歩道で弱って衰弱していまして。それをつれてきて介抱したのが始まり」
『元気になったら山へ帰そう』と思っていた野並さんですが、やがてポンタが実は目が見えていないことに気づきます。『自然に戻しても生きていけるわけがない』野生のタヌキは鳥獣保護管理法で守られている動物ですが、県や市などに問い合わせて飼っても問題ないことを確認。野並さんがそのまま育てていくことにしました。いまではすっかりガソリンスタンドの人気者です。
野並昭仁さん
「さわらなかったら大丈夫やけん、近づいても」
お客さん
「いつも気になっていたんですけど。お名前はあるのかな?」
(ポンタです)「ポンタくん!ネコかなと思いながらいや違うな、タヌキやなと思って。かわいいですね」
お客さん
「癒しになると思う。店員さんもやさしいし」

そしてポンタお待ちかねの時間です。
野並昭仁さん
「ドッグフードを粉状にしたやつをペット用の牛乳で固めて団子にする。けっこう、これは好きでね」
「お~い、ポンタ、ごはんですよ。お待たせね」

野並昭仁さん
「こいつグルメやけんね。あんまり牛乳が少ないと食べてくれんのよ」「日によっては食べない日も。食べないと、どうしてやろうかと。子どもと一緒。親バカ…ほんとに」
ポンタの世話は野並さんの家族も全面的にバックアップ。娘の仁菜さんはポンタが大好物の「ミミズ」を育てる畑をつくってくれました。食事のあとは近くの川の堤防までのんびりお散歩です。

野並昭仁さん「おとなしくてかわいいもんですね。(飼い始めて)8年は過ぎた。あまりにも長すぎて…(じゃあ人間でいうと?)おじいさんじゃないのかねえ」

たっぷりの愛嬌でドライバーを迎えるポンタ。でも、野並さんにはお店の「看板」という意識はないようです。

野並昭仁さん
「僕はスタンドにはあまり…どうこうするつもりはない。ただポンタが元気で楽しく過ごしてくれればそれで十分です」

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