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News- 高知のニュース

“あじさい神社” 約80種類が色とりどりに見頃 アジサイを神社に奉納する人も【高知】

高知市春野町西分にある六條八幡宮です。
川辺世里奈 アナウンサー
「鳥居をくぐると 右にも左にもアジサイが咲き乱れています。そしてこの神社にはかわいらしく珍しいアジサイも咲いているんです」

約80種類のアジサイが色づく六條八幡宮は、その美しさから「あじさい神社」と呼ばれ親しまれています。かつて境内のアジサイは1株だけでしたが、20年ほど前から地元の愛好会が挿し木や土壌の管理を続け、今では1500株にまで増えました。

今年は平年より7日も早く5月29日に梅雨入りした四国地方。アジサイの色づきも例年より1週間ほど早いそうで、今は境内の5割が様々な色に染まっています。2022年12月の大雪の影響で、枝が折れるなどの被害があったものの、今年も例年通りの美しさです。

黒潮町から訪れた人は
「毎年来ています」
Q:あじさい神社の魅力は?
「いろいろなアジサイがたくさんあるということで」

境内に色づくアジサイの半分は、牧野富太郎博士が名付けた「ヒメアジサイ」です。このようにアジサイの園芸品種には様々な名前がつけられています。

今年新たに神社にお目見えしたのが「月組」。宝塚歌劇団の衣装を思わせる華やかなたたずまいです。多くの人が足をとめるのがこちらの「ひな祭り」。縁が濃いピンク色で何枚も重なっているのが特徴です。
訪れた人
「花火みたいやろ」
「ほんとや珍しいね」

13年ほど前から六條八幡宮の評判を聞いた人たちがアジサイを神社に奉納しています。高知市の門田幹枝さんもその1人。今年の母の日に息子の浩靖さんからプレゼントされたアジサイを”神社できれいに咲かせてほしい”と奉納したばかりです。

門田浩靖さん
「これ見て母が喜んでいるのを見るのが一番うれしいですね。」
母・門田幹枝さん
「すてきですね」


「一番えいもんをやれて(奉納できて)良かった」

「良かったですね」

六條八幡宮 新川一也 宮司
「このジメジメした梅雨の季節にひとときの涼を求めて来ていただいて、すがすがしい気持ちになって力をもらって帰っていただきたい」

六條八幡宮のアジサイは、6月下旬まで楽しめます。