仲良く泳いでいるのは、アメリカビーバーのメスの双子の赤ちゃんです。今年（2023年）3月24日、高知県香南市の県立のいち動物公園で、父・ソラ、母・あけびの間に生まれました。好物はサツマイモ！2匹ともよく食べるため、体重は生まれた時より2キロほど増え、約2・7キロと順調に成長しています。

訪れた人
「初めて赤ちゃん見たけど、小さくてかわいい」

「とてもかわいくて、ほっこりした」

そんな愛くるしい双子の赤ちゃんビーバー、気になる名前がきのう21日に発表されました。

赤ちゃんの名前は、職員が考えた3つの候補「しょうが・みょうが」「わらび・なすび」「ラン・マン」の中から来園者による投票で選出。はたしてー

「お願いします。愛称はラン・マンに決定！」
投票総数1436票のうち「ラン・マン」が全体の4割を占める606票を獲得しました。

訪れた人
「今、ちょうど朝ドラでもやっているので、すごく良い名前だと思いました。優しい感じがして、春の暖かい感じがするので、すごく素敵だなと思います」

名前は決まったものの、双子ゆえにこんな問題が…。

訪れた人
「どっちがどっちだろうと今見てるんですけど、なかなか分からない…」

お客さんだけでなく、飼育員でさえも見分けがつかないほどそっくりなランとマン。そのため、ある工夫がされています。

のいち動物公園 大谷忠義 飼育員
「実は、マンの尻尾のここ、バリカンで刈ってます。見分け出来るように。よく見てもらったら、尻尾の付け根にはげた部分がある」

ランとマンは、平日の火曜と木曜と土日祝日の午前10時から午後3時まで一般公開されています。見に行かれる際は尻尾に注目です！