【高知】移住者数が過去最多、高知市・安芸市・土佐市が上位、6年連続で全市町村に移住者
2023年5月16日(火) PM6時45分
県によりますと、2022年度に高知県に移住した人は1185組・1730人にのぼり、統計を取り始めた2011年度以降、過去最多となりました。
県内への移住者は2020年度に新型コロナの影響で一度減少したものの右肩上がりに推移しています。6年連続で全市町村へ移住がありました。
市町村別では高知市が348組・540人と最も多く次いで安芸市が87組・111人、土佐市が79組・115人と続いています。
年代別では20代以下が147組と最多で、20代から40代の若い世代が全体の8割以上を占めています。
移住増加の理由について、コロナ禍での行動制限緩和により現地訪問ツアーといった対面でのイベントを実施できたことや、移住コンシェルジュが相談者のニーズを把握し市町村につないだ結果と分析しています。
県は年間1300組を目標に掲げ、今後も地域の特色を生かした仕事や移住希望者と空き家とのマッチングなど、受け入れ体制の強化を進めていきたいとしています。