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News- 高知のニュース

38億円かけ新設の「高知県食肉センター」で初競り ”新方式”で15の業者が参加【高知】

高知市海老ノ丸に新設された高知県食肉センターです。同じ敷地内あった「県広域食肉センター」の老朽化を受け、県やJA高知県などが総事業費38億円をかけ設立。今月1日に操業を始めました。

中川哲記者「食肉センターの冷蔵庫に来ています。こちらでは今きょう競りに掛けられる牛の吟味が行われています」

県内の精肉業者「うちは赤牛がメインなんで、赤牛できょうどれが1番良いのかというところと、後は農家さんを見て買うか買わないかを決める。これが多分、1番になると思いますけど、まだわからない」

いよいよおよそ15の業者による初競りが始まりました。競りはこれまで牛を前に1円ずつ値段をあげていく「手ぜり」方式で行われてきましたが今回から新方式を採用。モニターを見ながら値段を100円ずつアップする機能も備えたリモコンで意思表示をします。

初競りでは県内各地から集まった土佐和牛11頭がすべて競り落とされました。最高値は1キロ2605円の赤牛でした。

高知県食肉センター・澤田章史社長「初競りということもありまして皆さんのご祝儀相場というか、かなり値段も上げていただいて本当に感謝でいっぱいです。きょうお見えの購買者の方、消費者の方々にご満足いただけるような商品を提供していきたい」

食肉センターは衛生面の国際的な基準「HACCP」を満たしていて将来は台湾や香港など東南アジアへの輸出を見込んでいます。

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