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News- 高知のニュース

カーボンニュートラル実現へ 県産材使ったビル「環境不動産」に認定 高知県が取り組み強化【高知】

高知県は温室効果ガスの排出量と吸収量の差をゼロにするカーボンニュートラルを実現させようと昨年度、行動計画を立て、今年度から省エネや森林整備などを本格化させています。28日県庁で、浜田知事や幹部職員が集まり、取り組みの強化について話し合いました。

具体的にはCO2を吸収する森林整備対策として、県産材を使った商業ビルを県が「環境不動産」と認定し税制優遇するといった全国初の制度運用などが新たに盛り込まれています。

知事は「経済と環境の好循環」というキーワードを強調し次のように述べました。

浜田知事
「省エネとか構造転換をやっていかないと産業自身の今後の成長も危ういということ。脱炭素を進めていくことが経済成長のために必要ということが改めて重要になってくる」

県は2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、2030年には温室効果ガスの排出を2013年に比べ47%減らすことを目標にしています。