病気の妹に『新記録』約束した兄の結末は…「みんなチャレンジャー」世界まんがセンバツ審査【高知】
2023年1月16日(月) PM7時00分
机にズラリと並ぶ日本語や外国語で描かれたマンガの数々。「世界まんがセンバツ」はマンガ制作を楽しむ世界中の人たちに実力を試してもらおうと「まんが王国・土佐推進協議会」が主催していて、今回で5回目を迎えました。
2023年はアメリカや韓国など世界12の国と地域から226点の応募があり、1月16日の予選審査会では、くさか里樹さんや村岡マサヒロさんなど高知在住の漫画家5人が審査にあたりました。
年齢を問わないフリー部門のテーマは「夢が叶う時」。マスク生活からの開放で夢のような気分の中、登校した男の子ですが「クラスメイトの顔が分からない」という、なんとも悲しい展開が描かれています。
高校生部門のテーマは「新記録」。病気の妹に「試合で『新記録』を出し手術を受けさせる！」と意気込む兄。しかし、その結果は「空振り三振！歴代最多三振です！新記録更新だー！」ある意味「新記録」を成し遂げた！というものでシリアスな序盤から一転、ユーモラスな作品となっています。
くさか里樹さん：
意外な『新記録』がいっぱいあったし、本当にみんなチャレンジャーだなって楽しませてもらいました
今回の予選2部門で選ばれた15作品は世界まんがセンバツの特設サイトに2月初旬に掲載予定です。また決勝審査は3月に高知市で開催予定の「第9回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」で行われその様子はオンラインで配信されます。
