矢野愛優記者：
きゅうりに柿。一見、普通の良心市ですが、奥の自動販売機に「トミカ」と書かれています。“トミカ専用”の自動販売機なんです

高知駅から南に約500メートル。高知市はりまや町にきょう（15日）オープンした「とりあえず良心市」です。車のパーツなどが描かれたポップな見た目の自動販売機。50年以上愛されるミニチュア自動車のおもちゃ「トミカ」を買うことができます。

トミカの自動販売機は製造するおもちゃ会社と自販機の運営会社などがタッグを組んで実現させたもので、長野に次いで全国2台目です。良心市の経営者が大の「トミカ」ファンであることから実現しました。

ラインナップは消防車やスポーツカーなど定価550円の商品15種類。累計販売数7億1000万台を誇る手のひらサイズのシリーズで最新の売れ筋商品を取り揃えています。

土佐市から：
かにクレーンか電車（かで悩んでいる）

仕事の昼休みに訪れたという女性。かにクレーンか電車か、悩んだすえに購入したのは…

土佐市から：
広島電鉄を買いました、レトロで。子供に買って帰ろうかなと思って

売れ筋ナンバー1はいつの時代も大人気の緊急車両、パトカーです。実物の62分の1のスケールでボディには“埼玉県警”の文字。子供やコレクターからの支持があつく主力の商品です。

他にも…

矢野愛優記者：
人気ナンバー3がこちらの動物運搬車両です。パンダがちょこんと乗っていてかわいい。後ろ姿も哀愁が漂っていて愛着がわきます

サンガリア商事　片岡拓也専務：
小さいころ遊んだ思い出もあると思うんですけど眺めるだけでも面白いと思うので、いろんな方に買っていただければ

高知市はりまや町の「とりあえず良心市」は、毎日午前10時から午後7時まで営業しています。