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News- 高知のニュース

台風11号 高知で倒木や停電などの被害 総雨量は津野町で240ミリ 土砂災害に警戒を【高知】

藤尾悠アナウンサー
「午前7時30分の高知市浦戸です。木々だけじゃなくて体が煽られるくらい強い風が吹いています。海を見ても荒れていて波消しブロックを越えるような高い波が押し寄せています」

台風11号は6日朝、高知県に最も接近し最大瞬間風速は室戸岬で22.6メートル、四万十町窪川で21.1メートルを観測しました。降り始めから6日午後1時までの雨量は津野町船戸で240ミリ、仁淀川町鳥形山で231ミリなどとなっています。

佐川町では古畑地区と峰地区を結ぶ町道で倒木と土砂崩れが発生し一時、通行できなくなりました。町によりますと峰地区に住む11世帯14人が孤立していましたが、午後4時50分に通行止めは解除されています。中土佐町竹原では倒木が電線に引っ掛かり県道が一時通行止めとなりました。中土佐町内で停電の被害は確認されていません。

四国電力によりますと昨夜から6日朝にかけて高知市や大豊町など6つの市町村でおよそ4300戸が停電しました。倒木や雨風が電線に当たったことによる接触不良が原因と見られています。

県によりますと高知市や香美市など6つの市と町で最大46人が避難し、昼過ぎには全員帰宅したということです。

また県には高知市で農業用ハウスのビニールが破れたり、中土佐町で収穫前の稲が倒れるなどの被害が報告されているということです。

JR予土線は窪川ー江川崎間で6日の始発から運転を見合わせていましたが、午後5時40分窪川発の便から上下線で運転を再開しました。

台風11号は7日未明までに温帯低気圧に変わる見込みですが、県内には台風周辺の湿った空気が流れ込み今夜にかけて大気の状態が不安定となる見込みです。

引き続き土砂災害や河川の増水などにご注意ください。

※6日午後6時まとめ

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