今年は高校生も参加「上町よさこい鳴子連」 無限大のパワーで“アツい夏”を取り戻せ!【高知】
2022年8月3日(水) PM7時50分
スタッフ「本日の体調は?」
踊り子「グッドです」
スタッフ「6度5分です」
踊り子「ありがとうございます」
1954年、第1回目のよさこい祭りから連続出場を続けている「上町よさこい鳴子連」。
子供たちの夏休みに合わせて7月20日から、ほぼ毎日2時間ほど練習を行っています。
今年の踊り子は総勢97人。一堂に会して練習するため、感染対策として入り口は3カ所に分散。
毎日検温や体調チェックを実施し、マスクを着けたまま練習を行います。
例年、踊り子は小・中学生のみですが、今年は2年間の中止で踊れなかった高校生を特別に受け入れています。
合田国生代表
「自分たちが操作できずに出場できてないじゃないですか。その思いを今年は特にぶつけてほしい」
夏の「よさこい」参加67回目にして初となる高校生の踊り子は13人。
小学5年生の時からこのチームで踊ってきた高校2年生の三好菫さんは。
高2・三好菫さん
「(踊れない夏は)踊りたいって気持ちがすごい強かったです。」
「(Q踊るのは何が違う)やっぱり元気が出るというか精神面でも支えられる。最後まで全力でお客さんを楽しませて、楽しく終われたらなって思います」
こちらは高校2年生の古味菜々美さん。
説明会の日にはこんなことを話していました。
高2・古味菜々美さん
「特別演舞ではあるんですけど、よさこいを踊れることに感謝して楽しんで踊りたい。今まで提灯とか持ったことなくて持ちたくて悔しい思いとかしてきたんで、今年は持てるように一生懸命笑顔で踊りたい」
踊りが上手いと認められた踊り子だけが持つことができる提灯を持つのが目標です。
指導するのは5年前からチームを担当するカリスマ振付師・田村千賀さんです。
今年のチームの注目ポイントは。
振付師・田村千賀さん
「かみまっちっちっちーですかね。あそこ大好きなんですけど」
上町よさこい鳴子連を象徴する元気がはじけるこのフレーズ。
指導にも熱が入ります。
振付師・田村千賀さん
「違う!かみまっちっちっちー!(だらしなく)かみまっちっちっちー…(元気に)かみまっちっちっちー!!」
今年のテーマ「ムゲンノチカラ」に合わせた8の字型の振り付けです。
みんなの力を合わせた無限大のパワーで、よさこいのアツい夏を取り戻すという願いが込められています。
合田国生代表
「よさこいを待ちに待った人たちのために、そして各会場を元気いっぱいの無限の力で疫病退散、みんなに元気を送りたいなと思ってますのでよろしくお願いします」
ウィズコロナのよさこいへー
様々な思いを胸に舞い踊る。