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News- 高知のニュース

2千年の時を超えて現代に蘇った「尊い花」大豊町の寺で見ごろに【高知】

大豊町の寺で見ごろを迎えているのは2千年の時を超えて現代に蘇った「尊い花」です。

来年、開創1300年を迎える大豊町の定福寺。仁王門から西へ下ったところにある「まんだら池」に淡いピンクの花が咲いています。その名は「大賀ハス」。1951年、植物学者の大賀一郎博士らが千葉県の遺跡で発見した2000年前のハスの実から復活させました。定福寺では40年ほど前に博士の弟子から株分けされたものを大切に育ててきました。

定福寺・釣井龍宏長老「ハスはインドの国では人間の心臓部だと言われているハスほど尊い花はないなと思って。優しい気持ち、笑顔になれる気持ちになっていただけるんじゃないか」

きょうの県内は香美市大栃で33.2度、高知市で32.3度など16の観測地点のうち11カ所で真夏日となりました。

定福寺ではハスの他にも今、キキョウやカワラナデシコなどが見ごろを迎えていて境内に花を添えています。ハスはお盆の時期まで楽しむことができますが午後になると少しずつ閉じてくるため、午前中に訪れるのがオススメです。

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