新たに感染が判明したのは未就学児から90代までの男女144人です。
全員軽症で47人の感染経路が分かっていません。

年代別では10歳未満が27人、30代が25人、40代が24人など40代以下がおよそ75%となっています。
一方、70歳以上は18人で、そのうち10人は病院クラスター関係です。
市町村別では高知市が96人、南国市、香美市、土佐市がそれぞれ7人、四万十市が6人など13の市と町で感染が確認されています。

新たなクラスターは2件です。
高知市の保育所で同じクラスの園児7人の感染が判明しました。
このクラスは20日まで休みとなっています。
また中央西管内の小学校で同じ学年の児童5人の陽性が確認されました。
あすまで学年閉鎖となっています。

きのう公表された高知市の中学校の屋内スポーツの部活クラスターは他の中学校にも広がり、きょう（16日）新たに13人の陽性が確認されました。
週末の11日と12日に大会があり試合に参加していた9校あわせて、生徒19人と教職員2人の21人の感染が確認されています。

県健康政策部・川内敦文医監
「練習・競技だけでなくそれ以外の行動、打ち合わせ、移動の際の会話、食事とか十分気を配って感染対策をお願いしたい」

また、きのう（15日）陽性が判明した自民党会派の県議は11日に発症した事がわかり、県議会のクラスターは13人となっています。

県内の感染者の累計は2万9205人となりました。
医療機関には24人が入院していて、重症はおらず、中等症の患者は5人です。

四国の感染者は愛媛が124人、香川が71人、徳島が96人です。