高知県初!女子野球のクラブチーム誕生 現在選手は3人「日本一になって恩返しを」【高知】
2022年4月19日(火) PM7時00分

きょう(19日)設立されたのは高知県の企業10社による合同会社『四国に新幹線を』による県内初の女子硬式野球クラブチームです。
「チーム名は10カラットエクスプレス」
9人の選手とファンで10人のチーム。「ダイヤモンドのように固い結束で輝く」という意味が込められています。監督に就任したのは村上祐基さんです。村上監督は広島県出身で2010年から2014年にかけて高知ファイティングドッグスでプレーし、最多盗塁のタイトルを獲得したこともあります。
村上祐基監督
「皆さんこんにちは。この度監督に任命されました村上です。高知県に残って良かった、戻って来て良かった、県外の方が高知に来て良かったと思えるようなチームにしていき、高知県の皆さまがチームがあって良かったと思えるような活動をしていきます」
現在、参加が決まっている選手は3人です。室戸中学校野球部でレギュラーとして活躍した山下真央選手。伊野中学校軟式野球部や高知商業高校ソフトボール部でプレーした北村奈緒選手。そして佐川町出身で高知中央高校女子野球部のキャプテンとして去年の夏、全国大会準優勝を果たした氏原まなか選手です。
今回、選手を代表して出席した氏原選手。高校卒業後は女性だけのチームがなく野球を諦めかけていましたが、去年夏の甲子園での決勝戦を思い出してプレーを続けたいと願うようになりました。
氏原まなか選手
「やるからには勝ちにこだわって。日本一にこだわっているので早く練習したい。早く試合をして日本一になってこのクラブチーム設立に携わってくださった方々に恩返しをしたい」
現在は選手3人のみですが、今後トライアウトなども実施する方針です。
村上祐基監督
「ようやくというか、いよいよ始まるという気持ち。楽しみでしかない。選手のときは足とか守備を生かした選手でした。自分のカラーを選手に伝えられるかなと思っています」
氏原まなか選手
「高校野球ではファンとか意識したことがなかった。いろんな人と一緒に一戦一戦勝ってファンの人とも関わりを持っていきたい」
来年4月までにはチームの体制を整え、中四国の女子硬式野球チームによる「ルビーリーグ」参戦を目指します。










