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News- 高知のニュース

世界初のDMV営業開始に全国からファンが集結、道路も線路も走る“夢の車両”【高知】

阿佐海岸鉄道が運行を始めたDMV(デュアル・モード・ビークル)

マイクロバスを改良して道路と線路の両方を走ることができるようにした車両です。

平日は「阿波海南文化村」から「甲浦」、「海の駅東洋町」を経由して「道の駅宍喰温泉」まで走行。

土日祝日は1往復のみ「海の駅とろむ」まで走ります。

12月25日、世界初の営業運行開始に合わせて始発駅の阿波海南文化村でセレモニーが行われました。

兵庫のエンジニア「世界で初めてということで、わくわくどきどきです。モードチェンジがどれだけスムーズにできるか関心がある」

ファンの期待が高まる中、4.7倍の抽選でチケットを手に入れることができた18人が第1便に乗り込みます。

そして午後0時36分。

「出発進行!」

歴史的な第1便が出発しました。

乗客は道路でのバスモードを楽しむと、線路での鉄道モードも体験。

全国から訪れたファンは記念すべき初運行をどのように感じたのでしょうか。

北海道から「線路の上を走る感覚が独特で初便に乗れて良かった」

愛媛から「道路を走っているときはバスの乗り心地。鉄道に上がったら電車の乗り心地が響いてきて、これは面白い乗りものと思った」

ファンから高評価を受け、阿佐海岸鉄道は今後の展開にあらためて意欲を示します。

阿佐海岸鉄道・三浦茂貴 社長「本当にみんな嬉しそうな満面の笑みで、自分も感無量。観光客に世界初を体感しに来ていただきたい。いろんな形で地域住民の公共交通の足になっていくように」

ついに実現した道路と線路を走る夢の乗りもの。

阿佐海岸鉄道では年末年始は混雑が予想されるため、インターネットによる事前予約をすすめています。